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シリンダーヘッドとは?

松村精型では、シリンダーヘッドの鋳造技術・金型製作を中心に
生産準備協力が可能です。

詳しくは、お問い合わせください。

シリンダーヘッドとは、エンジンを構成する、エンジン本体構成部品の一つです。

エンジン本体を構成する主な部品は、シリンダーブロックとシリンダーヘッドです。

シリンダーヘッドの材質

鉄からアルミの時代の流れで、近年ほとんどの乗用車のシリンダーヘッドは アルミ製となっています。

シリンダーヘッドの役割

1.シリンダー、シリンダーブロックの上部に取り付けられており、シリンダーを上から覆い、燃焼空間を構成しています。
燃焼空間(燃焼室)は、燃料を爆発させる空間であり、その為、爆発に耐える強度が必要となっています。


2.混合気が燃焼室に流れ込む通路インポート、燃焼後のガスが燃焼室から排出される通路エキポートを構成している。
気体漏れが無く、気体抵抗の少ないエアー通路でなければならない。

 

3.シリンダーヘッドには、エンジンの温度上昇を抑える為に、 シリンダーヘッド内に冷却水の通り道を形成しています。
水漏れの無い冷却回路(WJ 水回路)が必要です。

 

4.シリンダーヘッドには、エンジンの熱間高速機械動作を、助ける為に、シリンダーヘッド内に潤滑油(エンジンオイル)の通り道を形成しています油漏れの無い油圧回路(OJ 油回路)が必要です。

シリンダーヘッドに求められる品質

1.燃焼の爆発に耐えうる、密なアルミ金属組織
2.漏れの無い(引け巣の無い)エアー回路
3.漏れの無い(引け巣の無い)水回路
4.漏れの無い(引け巣の無い)油回路

シリンダーヘッドの鋳造法

シリンダーヘッドの鋳造には、高気密で、欠陥の少ない アルミ鋳物を生産出来る、

 

1.低圧鋳造法
2.重力鋳造法
3.傾斜鋳造法

 

が一般に使われています。

松村精型が協力できること

松村精型では、低圧鋳造、傾斜鋳造・重力鋳造による 自動車用・オートバイ用のシリンダーヘッドの金型製作が可能です。
製作できる主な金型はつぎの通りです。

 

1.シリンダーヘッド主型
2.WJ(ウォータージャケット)中子型
3.ポート中子型
4.OJ(オイルジャケット)中子型
5.TJ(トップジャケット、カム室)中子型 等

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